2019-08-30

緑の開拓地。夏の終わりのヒマワリと、棚田のある風景。

立秋は疾うに過ぎ、気づけば八月もあと僅か。
夏休みを満喫していたお子様方ー!宿題は終わったかー!!今頃泣いてないかー!!
わたしは大部分を、最終日に半泣きでやっていたタイプです(*´∇`*)反省はしていない

わたしは千葉県、南房総の出身なのですが、あちらは稲刈りの時期が少し早め。
8月のお盆が終わると、来週か再来週には稲刈りかな?という感覚ですね。
大変幸せなことに、兼業ではありますが農家に生まれ育ってきたため、お米はずっと実家で育てたものを食べ続けています。
そろそろ稲刈りも終わっているかなあ。今年は日照不足気味だったから、新米の味はどうかなぁ。

そんなわけで、赤の開拓地にある城門を出て、緑の開拓地に続く坂道を、棚田にしてみました。
田園風景、あぜ道にまばらに生えるススキ、道の縁を彩るヒマワリ。
晩夏~初秋を思わせる風景に仕上がりました(*´▽`*)

いつも何も考えずに開拓するもので、このあたりを繋げるに際し、高低差をどうするか悩んでいたのです。
城門のすぐ前に棚田があるのはどうなんだろう?とは思うけれど、自然な坂道にできて良かったかな(笑
中華エリア→和風エリアへの導線としても、比較的ナチュラルに収められたような気がします。

坂道を登りきると、その先には水車小屋。

田んぼに出ると、農家の人はこのように、木陰に涼を求めます。
麦茶を飲み、せんべいを齧り、「今日も暑ちぃなァ」と話しながら休む、そんな両親や祖父母の姿を見ながら育ちました。

故郷の南房総にも、鴨川市の山中に「大山千枚田」と呼ばれる、日本の棚田百選に名を連ねる場所があります。
東京から一番近い棚田だそうですが、本当に山の中なので、車がないと見に行くのは難しいでしょうねw

個人的に、代かきを終えて田に水を張った頃から、田植えが終わる頃までが、田園風景の一番美しい時期だと思っています。
まだ朝もやの残る時間、風が凪ぎ、空や周辺の山をその水鏡に映し出す田園風景。
愛すべき故郷では、毎年お馴染みの景色でございます。

もちろん金色の稲穂が首を垂れる、稲刈り前の景色も良いものです。
立秋が過ぎて陽が傾き、忙しない蝉の声もいつしか、ひぐらしの声に変わっていく。
そんな季節の移ろいを楽しむのも、また一興というものです。

なお大山千枚田は、棚田以外は本当に何もない場所なので、鴨川シーワールドやマザー牧場、道の駅巡り等へ行くついでに足を延ばすと良いかもです。
車であれば、Twitterで爆発的に有名になった「亀岩の洞窟」にも足を延ばせる距離なので、こちらもおススメ。
(よく「濃溝の滝」と呼ばれていますが、正式名称は「亀岩の洞窟」だそうですよー)

またしてもビルダーズから話題が逸れた!地元の観光案内をしてどうする!(笑

棚田を下ると、そこには中華エリアの城門。すげえ光景だな!

子供たちよ、夏休みは満喫できたかい?
その思い出を胸に、今はただ、まっすぐ走りなさい。

そういえば、この水車小屋は紹介してなかったような気がする!
和風パックが出た後すぐ、水車を使ってみたくて作りました。オーソドックスなつくり。

こういう小屋には、なぜか薪置き場を作りたくなります。
これも農家の性か。そういやウチの蔵の裏側にも、常に薪がストックしてあるわ。滅多に使わないのに。

夏の終わりを思わせる、そんな風景を紹介してみました。
周囲の山などはまだ整地途中で、お恥ずかしい限りなのですが、ちゃんと整えていずれ更新したいですね~。



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2019-08-29

和風な家具のご紹介だとか、リアリスト的ビルド思考など。

だんだんタイトルに捻りがなくなってきたな…とか思わないで!やめて!
毎日寝落ちしては、朝に慌てて記事書いてるから…_ノ乙(、ン、)_

最近はどちらかというと、内装に色々拘ってみるのが楽しいかもです。
内装から手を付け始めることが増えた為、内装をがっつり広く作ってしまい、結果的に建物が巨大化することも増えてきたのですが…(笑
…そもそも外装が苦手なだけのような気もする…\(^o^)/

内装から作るメリットといえば、部屋の広さや天井の高さを自由にできる事でしょうか。
天井を高く、部屋を広くすれば、その分圧迫感が緩和されます。
住民の個室や最低限の施設以外、あまり部屋認識に拘らず作っています(100部屋までしか認識されませんしね)。

内装に凝りはじめると、小物使いも色々こだわりたくなってきます。

和風パックが出たばかりの頃に作った和室。
基本の基本という感じの、床の間を作ってみました。
違い棚にトライしてみたかったのです(*´∇`*)


畳の敷き方は、不祝儀敷きにならないよう気を付けてみました。
(※不祝儀敷き=畳の合わせ目が十字になる敷き方のこと)
昔ながらの風習にこだわる人でなければ、あまり気にしないとは思うんだけど、一応ねw

私はどちらかというとリアリストのようで、それぐらいファンタジー設定でぼかしても良いんじゃないの?という所にこだわる一面があるようです(;´▽`A``

たとえば料亭の中にある、こんな一角。
一見普通の、和風の窓なんですけども、内側に障子→つながる窓ガラス→木の間仕切り、という、三重の窓になっていたりします。
障子が濡れたら大変じゃん!と、窓ガラスを挟んだ次第ですw

たとえば料亭の中にある、靴が並べられた一角。
靴って、生活感が出る場所だと思うのですよね。
女性なら、こういう場所では人目を気にして、綺麗に揃えて脱ぐんじゃないかな?とか。
お店に備え付けの下駄でトイレに行った後は、あまり気にせず脱ぎ散らかすんじゃないかな、とか。
そんな事を考えながら靴を設置するのも、面白いです。

リアリストだけど、ちょっと変わった家具を考えるのは好き。
こちらは染色したキャビネットと、フレームシェルフ、つづら箱を組み合わせて作った、階段箪笥。
和室にこういうのを置いてみたいなあ、と思っていたのです。

同じ部屋に、最初に紹介した物とは違う雰囲気の違い棚も置いてみました。
食器を白く塗って、骨董品の茶碗に見立ててみたり、流木も置いてみたり。
獅子の湯飾りが紅いので、どことなく派手な違い棚に(-_-;)
子供の頃に叔母の家へ行った時、床の間に色々置いてあったのを思い出しながら作っていました。

料亭2Fのスウィートルームには、これまた床の間。
和モダンがテーマの建物なので、ライトを洋風にしてバランスを取ってみました。

リアリティの追求に戻る。こちらは料亭3Fのお風呂。
水周りでは、建材の材質について考える事が多いです(*´∇`*)
御影石とスライムタイルなら水を弾くし、掃除もし易そうだな!と思い、選んだ組み合わせ。
ついでに、隣の人が身体洗ってる時に水が飛んでくるのはちょっと嫌だな…と思い、つい立ても設置w

排水溝というものがないので、シャワーの足元は格子の床にしてみました。
更衣室へと続く部分の床には「木のはし」を使用。水を払いやすいかなーって…w

場所は変わって、赤の開拓地にある、ボロの倉庫。
モデルは実家(ど田舎の農家)の物置なんですが、こだわりポイントとしては「高い所に重いものをなるべく置かない」というところでしょうか。
棚を作ってあるものの、藁や縄といった軽めのものしか置いていません。
上る手段が梯子だけなのに、重い物を置いたら不便じゃん!と思った次第(*´∇`*)

ユーザビリティも考えちゃう。
あまりに長い階段は、上り続けるのが大変そうなので、踊り場を設けたくなったり。
お風呂などの水場では、あまり段差をつけたくないなーと思ったり。

お風呂を出たらバスマットとタオル、そして近くには水分補給できるポイント。

前にご紹介した、劇場のカベについてもリアル思考を発揮してましたな。
布は音を吸収するので、壁紙系ではなくて大理石を使用しました。

良いのか悪いのか、普通過ぎてつまらんと思われるか分かりませんが、どこかしら拘りポイントを設けることによって、「自分らしさ」は作品に出てくるような気がしています。
かわいらしいもの、ファンタスティックなものを作る技術はないのですが、これはこれで私らしさなのかもしれません。
よそはよそ、うちはうち!なのです(´▽`)


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2019-08-28

緑の開拓地、和モダン料亭の外装と、日本庭園を造る。

「キッチン」コンテストの為に作成した、和モダンの料亭。
当初の予定よりもずっと、気合の入った建物になってきたので(笑)、外に庭園を作る事にしました。
内装・外装は和モダンですが、庭園は完全に和風、日本庭園です。

和モダン料亭の外観です。
味わいレンガと漆喰、おしゃれ壁、市松模様や木の間仕切り等の建材を組み合わせ、和と洋を混ぜ込んだつくりにしてみました。
内装から作り始めた完全ノープランな建物でしたが、何かそれっぽくまとまったよ!

手前には池と、太鼓橋。
赤の開拓地にある中国庭園では、池の縁に斜めカッターを入れて滑らかにしましたが、日本庭園は敢えてカッターを入れないようにして、イメージの差別化を図ってみました。

橋を渡ると、真っ赤な木の間仕切りで彩られた、まるで遊郭のような一角が。(笑
松や苔むした石、玉砂利といった建材は中国庭園と被るのですが、松を置く場所を小高くして苔を敷き、玉石や大玉石の囲いを点在させることで、雰囲気が変わるように工夫してみました。
苔の渋い色合いはかなり好きなのですが、水の中に敷くと泥水化するのが悲しい(>_<)

料亭の入口。和洋折衷の落ち着いた佇まい。

裏手にも入り口を設けてあります。

夜の裏口。月光に照らし出される松のシルエットが好き♪

2Fのスウィートルームからも、日本庭園の一角を愛でる事ができます。

庭園の飛び石には、カッターで半分に削った大理石を使ってみました。
真っ白でツヤのある質感が、和モダンに合うかなぁと思って(*´∇`*)

外装がのっぺりしないように、獅子の湯飾りなどを用いて工夫を凝らしてみる。

おしゃれ壁の一角と、瓦屋根を用いた和風の一角、意外と馴染んでくれたかも?

桐の箪笥も建材として用いたりしています。和風になるかなと思ってw
月光に映し出される、竹林のシルエットも良いものですなぁ。

2Fの出窓には、Twitterで見かけた小技を使わせて頂きました。
成長過程のウリナスの花を、柱として用いると可愛い!というやつ(*´▽`*)
更につるバラを組み合わせ、瓦屋根を乗せて、無理やり和洋雪中にw

月明りとの組み合わせが、やはりお気に入り。

中国庭園に比べると、地味な雰囲気に仕上がった日本庭園。
私の中でも、中国庭園よりも日本庭園の方が、色合い的に地味で、しかし味わい深い雰囲気を持つイメージがあります。
枯山水などの意匠も考えましたが、和モダンというテーマから考えると、これぐらいがちょうどよいかなぁと妥協しました(*´∇`*)
ガッツリ和風の建物と庭園も、いずれ別のところでトライしてみたいですね!


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2019-08-27

【豆知識】フレームガラス・斜や、細柱の置き方について。

近代建築パックにて追加された「フレームガラス・斜」及び
「木の細柱」、「鉄の細柱」。
これまでになかった、痒い所に手の届く便利な建材が追加されたことで、建築の幅が劇的に広がりました(*´▽`*)

こんな感じで組み合わせれば、豆腐建築からの脱却も容易です。

ちょっと斜め窓にするだけで、何だかオシャレ!(((o(*゚▽゚*)o)))
しかし、Twitter上でたまに、こんな声も見かけます。

「置き方がわからない(´・ω・`)」
「思った方向に向いてくれない。・゚・(ノД`)・゚・。」
「やってるうちにウオアアアアアー!!(゜言゜)ってなるヽ(# `Д´)ノ」

確かに、置き方にちょっと癖がある建材ですよね。
私も最初、法則を把握するまでは、面倒くさいなーと思ってました。

しかーし、こんな便利な建材を、「面倒」という理由で敬遠するのは勿体ない!!

そんな訳で、私なりに設置の法則を図解してみたいと思います。
説明はあまり得意ではないので、分かりにくかったらゴメンね(>_<)

「フレームガラス・斜」と、木・鉄の「細柱」、一見まったく違う建材ですが、設置時の法則はほぼ同じです。
まずは誰もが使いたいであろう、「フレームガラス・斜」を例にしてみましょう。

自分の真正面に、フレームガラス・斜を置いた状態。

注目してほしいのは、1マスを表す黄色い枠。
クリエちゃんから見て、マスの左上側に窓が置かれているのが分かりますでしょうか。

もう少し分かりやすく図解化すると、ざっくばらんですが、こんな感じです。
上図の黄色枠が、ブロック1マス分。
黒枠がその四分の一、細柱1本分のサイズです。
ブロック1個分のマスを四等分に区切って考えると、主人公から見て左上側(左奥側)に、このような形で窓が置かれた状態だと分かります。
(上図の赤い斜め線が、「フレームガラス・斜」です)

何となく、法則が見えてきた気がしませんか?

細柱の場合でも考え方は、ほぼ同じです。
試しに細柱4本を、くっつけて置いてみましょう。

木の細柱、1本だけ置いた状態。
黄色い枠に注目すると、主人公から見て、枠の中の左上(左奥)側に置かれているのが分かります。

この写真を、先ほどと同様の図解にしてみると、こんなイメージ。
図の赤い部分が、木の細柱が設置された位置です。

お次は、木の細柱×4本をくっつけて設置した状態。
細柱4本で、通常のブロック1個分の大きさになるのが分かります。
これを図解にすると、こうなります。

…却って分かりにくいかなあ(汗

判断に困ったら、ブロックを持っている時に表示される黄色い枠に注目し、「主人公から見て、向かって左奥側」に設置されるのだと覚えておけば大丈夫です。多分。

よくわからない時は、この呪文を思い出してください。
「向かって左奥!!」
はい、リピートアフターミー!°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

私はこうやって覚え、何とか使いこなせるようになりました。(笑
覚えておけば少し幸せになれるかもしれない、そんな呪文です(*´▽`*)

細柱とフレームガラス・斜を組み合わせれば、延々と斜め建築する事も可能です。
ガラスだけ並べると、こうやって隙間ができてしまいますが…

その隙間を埋めるように、細柱を設置していきましょう。
上の写真のように設置したら、置いたガラスの裏側に廻って…

「向かって左奥…向かって左奥…」
(ナノカは何かを呟いている)

ほら、でーきた♪
綺麗に繋がりました!

うまく活用すれば、こんな出窓も思いのままです。

…ちゃんと説明できてるかなあ、却って混乱したらごめんなさい(汗

ビルダーアイを使用している時はどうなの?と思われるでしょうが、こればかりはうまい説明の仕方が思いつきません(>_<)
私の感覚では、「ブロックに押し付けるように」細柱や斜めガラスをビルダーアイで設置すると、押し付けたブロックの向かって左側にくっつくので、設置しやすいように思います。

ブロック設置時に出てくる、黄色い矢印のガイドに注目。
こんな感じで、設置したいブロックの横面に押し付けるように、ガラスを置きましょう。

押し付けた面の、向かって左側にくっつきました。

ビルダーアイ使用の場合、上記の通りブロックに押し付けるように設置すれば、主人公の位置や向きは関係なく、正しく設置できます。

出窓にするには、下図のガラスの側面にビルダーアイで押し付けるように、斜めガラスを貼り付けてみましょう。
こちらも黄色い矢印に注目しながら、試してみて下さい。

きれいに設置できました!

基本的な法則は同じですので、ガイドの矢印を確認しつつ、実際に試して感覚を掴んでみてください。
ビルダーアイの場合は「押し付けた面の、向かって左側にくっつく」と覚えておくといいかも。
この法則に慣れると、クリエちゃんの位置関係なく斜め窓を設置できるので、便利ですよ!

これを機に、斜め窓の扱いが苦手…という方にも、いろいろ挑戦して頂けたら嬉しいです。

直置きの場合は「向かって左奥」!
ビルダーアイ置きの場合は「押し付けた面の左側」!

ほうら覚えれば簡単♪
みんながんばれー!(/・ω・)/


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