2019-08-22

赤の開拓地、三国志展で見た模型を模してみる。

上野にある東京国立博物館の平成館で、2019年7月9日~9月16日の期間に開催されている「三国志展」。
わたしも開催が始まった翌週、平日に休みを取って堪能して参りました。

私は三国志に関しては大変ニワカでして、まともに興味を抱いたのは「無双OROCHI2 ultimate」がセールになっていた時に何気なく購入し、ハマったのがきっかけです(笑
それまでは、幼少時に読んだ「まんが中国の歴史」に描かれていた概要程度しか知識がなく、主だった人物や赤壁・五丈原といった有名な戦い以外は、全く知らない状態。戦国時代にも然程興味なかったのに、よく手を出したもんだ。
ゲームにハマった後で、実家の蔵にあった吉川英治の三国志を読み、三国無双6、7に手を出し、戦国無双4にも手を出し、無双好き夏侯覇好きに(←
OROCHI2では夏侯覇、ステルケンブルク、ナタ(人型)をよく使ってたなあ…って、無双の話は置いといて!

三国志展、赤の開拓地で中華建築に勤しんでいる身としましては、大変興味深く楽しむ事ができました。あちこちで写真撮りまくっちゃった(笑
建築に活かせそうな模型の展示もあったので、写真を元に、自分のからっぽ島で再現してみる事に。(※三国志展は、撮影自由でした)

どーん!井戸を作ってみました♪

モデルにした模型はこちら。


井戸といえば掘る!というイメージしかなかったので、一段高くするデザインは目からウロコでした!
模型は割とシンプルなので、想像を膨らめて装飾するのも楽しかったです♪

お次はこちら、三連穀倉楼。

2F部分の穴から穀物を落とし入れ、1F部分の穴から取り出す構造なんだと思う。多分。
上部の建物部分は倉庫として作りましたが、最上階が倉庫って使い勝手悪そう(笑

モデルにした模型は、こちらです。
模型だと下側の三連部分は円柱状の形状なのですが、城のカベやマシンのカベといった建材がしっくり来なかったため、砂町のカベで豆腐建築にして妥協しました。あくまで倉庫なので、建材はあまりピカピカした物じゃない方がいいかな、と。

最後はこちら、四層穀倉楼に少しだけアレンジを加えた建物。

いつも通り、反り返り屋根+赤い建材のやーつー!
最初は普通の瓦屋根を乗せてみたんですけど、イマイチしっくり来なかったので、いぶし銀ブロックで作ったいつもの屋根に建て替えましたw
↓こちらが瓦屋根で作った状態。どことなく昭和の民家みたいな野暮ったさを感じる。
中華エリアの屋根は、やっぱりこうでなくちゃね!
反り返り屋根を作るのも、すっかり慣れました(*´▽`*)

壁に中華っぽい模様をつけたかったので、壁掛けハンガーや展示フレームを染色して並べてみました。
どことなく中華っぽく見えると…いいな…!!

お手本にした建物はこちら。
建築時には入り口部分を前後に付けて、どちらからも入れるようにしました。


その他、三国志展には関係ないですが、空いているスペースにボロい納屋を建ててみました。
壁には鉱山の土どめを使用。あばら家っぽさが出せたんじゃないかと、地味にお気に入り。

内装。実家の牛小屋を思い出しながら作ってました(笑

城壁を広げた事で微妙に空いたままだったスペースも、これで殆ど埋まりました。
やったぜ!

現地では写真を撮り忘れたんですが、三国志展の後で本館の常設展を廻っていたら、2Fの展示室床がヘリンボーンの床である事に気が付きました。ちょっとワクワクした(笑
上野の随所にある美術館、博物館の建物群も、建築欲を刺激されますね!
本館や表慶館の重厚さ、美しさは、何度来ても見惚れてしまいます。
世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」に連なる建物のひとつとして登録された、国立西洋美術館もありますしね(*´∇`*)
偶にはゲーム画面から離れて、外で刺激を受けてみるのも悪くないものです。

三国時代は、日本でいえば弥生時代。
「親魏倭王」の金員を卑弥呼に贈ったのは、三国のひとつ、魏の国です。
卑弥呼が亀の甲羅を見て吉凶を占っていた頃、大陸には既にこれだけの文化があったのだと思うと、感慨深いものがあります。
歴史は、そういうところが面白い。

他にも再現してみたいなと思う模型はあったのですが、建築スペースが足りず。
船の再現模型などもあったので、いつか作ってみたいなあ(´ω`*)


※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

0 件のコメント:

コメントを投稿