今日まで紹介してきた建物もすべて、Switch版です。
しかし、PS4版とSwitch版とでは、撮影の精度に雲泥の差がありまして
Switchでは遠景で消えてしまうオブジェクトが、圧倒的に多いです。
これは本当に哀しい!
今回は、そんな表示差の比較と、回避方法についてのお話です。
例えば屋根ブロック。
次の写真をご覧下さい。
1枚目はPS4版、2枚目はSwitch版でそれぞれ撮影した、船着き場。
ほぼ同じ位置、距離で撮影したものを並べてみました。
【PS4版】
【Switch版】
ご注目頂きたいのが、下記の青丸で囲まれた場所です。
Switch版だと、屋根の表示が消えてしまっているのが見えますでしょうか。
教会の青い屋根は途中で途切れていますし、給水塔の屋根は
とんがった部分が消えてしまっています。
右側に見える教会の屋根は、普通の屋根ブロック。
左側の給水塔の屋根には、石の屋根と噴水を用いていますが
これだけ距離があると、Switch版では思い切り省略されてしまいます(´・_・`)
もうひとつ例をば。
同じく船着き場、灯台のある側から見下ろした写真で比べてみましょう。
【PS4版】
【Switch版】
こちらも、写真の中央あたりに写っている、青い屋根の教会が
Switch版だと殆ど、屋根が見えない状態になってしまっています。
教会の尖塔のてっぺんにある「城のとがり屋根」も、Switch版だと全く見えません。
これは哀しい!
PS4版で作成している多くの方は、この表示差についてご存じないと思います。
からっぽ島を公開すれば、ハード関係なく島訪問が可能になりますが
作成者がPS4版でチェックした風景と、Switch版ユーザーが見ている風景とでは
全く違うものに見えている可能性がある訳で…。
では、これを防ぐ為には、どうしたら良いのか。
PS4版とSwitch版、そもそもマシンのスペックに大きな差がある訳ですから
解像度をはじめ、様々な部分に差が出てしまうのは如何とも仕様がありません。
しかし、少し工夫すれば、遠景を多少マシに見せる事は可能です。
先ほどの、灯台のある風景をもう一度見て頂きたいのですが
下記の、青丸をつけた箇所の屋根にご注目下さいませ。
こちら、教会より更に奥の方に作られているのに
屋根の表示が消えていないのが、見えますでしょうか。
それは何故か?
答えは簡単、この屋根は通常、カベや床に使うような
「いぶし銀タイルのカベ」を、カッターで削って作っているからです。
先ほどの画像で、青丸の中にもうひとつ見えていたのが
こちらの建物です。屋根には和風パックの「かさね板のカベ」を使用。
つまり、床や壁に使うブロックは、遠景でも消えにくい。
しろじい山や、ウゾーンの乗っていた船など、壁や床・岩等でできたものは
かなり遠い場所からでも見えますから、そういう事なのでしょう。
カッターで削っても削らなくても、見える距離は同じっぽい、かな?
但し、作業台の中で「カベ・床・階段」にカテゴライズされている物でも
丸太や石の円柱、手すりや柵、木の間じきり、階段等は
やはり距離を取ると、見えなくなってしまうオブジェクトの扱いです。
扉や窓も、そうですね。
分かりやすい例として、赤の開拓地にある阿房宮で見比べてみましょう。
【PS4版】
【Switch版】
撮影時間が違うのは、この際、気にしてはいけない(゚∀゚)
遠景でも屋根の表示が消えないように、先ほどの尖塔と同じく
「いぶし銀タイルのカベ」をカッターで削り、屋根を形作っているのですが
屋根のてっぺんにある黄色い飾りには
「石の手すり」と「金のもようカベ」を使っています。
そのためSwitch版の遠景だと、「石の手すり」部分が先に消え、「金のもようカベ」が
宙に浮いた状態に見えてしまいます。・゚・(ノД`)・゚・。
何という滑稽な図…。
こちらは、また別の角度から見た阿房宮。
今度は屋根だけでなく、建物の窓部分にもご注目下さい。
【PS4版】
【Switch版】
あ、Switch版の写真これ、池広げ始めてる時のやつだw
城の窓部分には「木の間じきり」と、「木の引き戸」を多用しているのですが
これもSwitch版だと遠景で消える為、ぽっかり空いた状態に見えてしまいます。
ナンテコッタイ。
その他、木にも遠景での消え方に、差があるようです。
和風パックの「松」は、ブナや白樺といった木よりも先に消えるようですねー
しげった葉なども同様です。
竹も消えるんじゃないかと思っていたけれど、意外と竹は大丈夫でした。
屋根、石の屋根、瓦屋根といった屋根ブロックは、軒並み
遠景だと表示が消えてしまうので、Switch版での表示状態が気になる方は
普通のカベ・床ブロックを代用した方が良いかもしれません。
近くの建物は良いのですが、遠景や、巨大建築になってくると
軒並み屋根の表示が剥げてしまい、大変なことになりますので…。
私の場合、船着き場を作っている途中でこの事に気が付いたので
そのあとに着手した赤の開拓地、青の開拓地については
外装に、なるべく遠景でも消えないブロックを使うよう心がけています。
青の開拓地の劇場が、その一例です。
消えてしまうオブジェクトを大体把握した後で、この劇場を造り始めたので
外観には可能な限り、消えないブロックを使うよう心がけました。
窓や石の円柱は消えてしまいますが、屋根は遠くからでもバッチリ見えますよー。
↓Switch版で窓が省略されない、ギリギリの距離。
↓離れるとこのように、ステンドグラスや窓、円柱は見えなくなりますが
屋根を魔城のカベで作っているので、シルエットは崩れないままキープできます。
どうしても屋根ブロックを使いたい、でもSwitch版でもきれいに見せたい!
という場合は、屋根ブロックの内側に置くブロックを
工夫するしかないと思います。
屋根と似た色・柄のブロックにしてみるとか、ね。
あまり細かいところまで検証している訳ではありませんが
PS4版にしか触れていない方には、Switch版でどのように見えているか
知らない方も多いと思うので、参考になるかな?と思い、記事にしてみました。
少しでも参考になったならば、幸いであります(*´∇`*)
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
0 件のコメント:
コメントを投稿